2007年10月19日 (金)

臓器移植は禁止すべきである

臓器移植とは、心臓、腎臓、肝臓、肺などの病気にかかっている人を助けるために、他人の臓器を取り出して、病気の臓器と入れ替える治療法である。


問題は、他人の臓器が新鮮なほどよい、というところにある。


臓器提供には、生体からの提供、脳死後の提供、心臓停止後の提供の三つがある。

                         

移植手術をする医師、提供を受ける患者にとって、一番望ましいのは、生きている人間から取り出したものである。新鮮なほどいいからである。


そのために、おそろしいことが起きる。


権力者、特権階級の人間が、そうでない無力な人間を殺し、あるいは傷つけて、無理やり、その臓器を奪う。

金持ちが貧乏人から臓器を買う、あるいは金を貸して返せなくなった者から借金のかたとして無理やり臓器を提供させる。

提供を渋る配偶者や親、子、兄弟姉妹、友人・知人から、情に訴えたり、強要したりして臓器の提供を受ける。

新鮮な臓器を手に入れるために、事故や病気で死にかけている人の救助・治療を十分に尽くさず、早く脳死や心臓停止に至らしめる。


もちろん、本人が強く辞退したにもかかわらず、親子間、夫婦間、兄弟姉妹間などで、生体からの臓器提供がなされる、美しい話も少なくはない。

しかし、その美しい話も、目を臓器提供を受ける者に転じた時、それは醜い話だとも言える。

なぜなら、自らの病気を治すために、他人を傷つけ、場合によっては命を奪うことになるかも知れないのに、よくそんなひどいことができるものだ、自分勝手な人だ、実に醜い、とも考えられるからである。


なまじ臓器移植などという治療法があると、人間は弱いもので、人に何と言われようと、治りたい一心、助かりたい一心で、手段を選ばず、他人の臓器を欲しがるものである。


臓器移植は,世界的に禁止すべきである。研究も禁止したほうがよい。


ただし、眼の角膜移植は例外である。角膜は、そんなに新鮮でなくとも大丈夫だから、おそろしいことは起きない。

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